多伎のこども園 職員インタビュー
保育教諭 谷口奈保子さん
今の職を選んだ理由・きっかけや、職場として多伎の郷を選んだ理由を教えてください。
私には、年の離れた弟がいます。ミルクをあげたりお風呂に入れたりと、お世話をするのが好きでした。子どもとかかわる仕事がしたいと思い、保育士をめざすことにしました。自分の体験談ですが、保育園の時の先生が今でも町で偶然出会った時、顔と名前を覚えていて声をかけてくださります。そのことがとてもうれしく、私もこれからの一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思っており、そうしていくことが保育教諭としてめざす理想です。また、多伎の郷を職場として選んだ理由は、『優しい心で寄り添います』という法人の理念にひかれたからです。人と人とがかかわる中で1番大切なことだと思っています。
この仕事をやっていて良かったと思ったり、やりがいを感じるのはどんな時ですか。また、大変だと思う時はどんな時ですか。
保育教諭をしていて感じるのは、1日1日がとてもハードだということです。1日があっという間に過ぎますが、その中で子どもたちの日々の成長に驚かされます。「こんなことができるようになったんですね。」「うれしいです。」などの声を保護者の方から聞くと、ひとつひとつの成長を共に見守らせていただいていることを、心からうれしく思います。自分のかかわりや声かけで、子どもの心が動いたのかな?と表情の変化を感じる瞬間があり、そんな時は、喜びとやりがいを感じます。それと同時に、子ども一人一人が違うので、難しさも感じます。
未来の仲間にメッセージをお願いします。
多伎こども園は、近くにきれいな海があり、山があり、自然豊かな場所にあります。散歩に出かけると、‘‘ガタンゴトン’’と子どもたちが大好きな電車の音が聞こえます。「バイバーイ」と笑顔で手を振る子どもたちの姿が、とてものどかで、ほほえましいです。通勤中、車で走っている時に窓を開けると、しおかぜがさわやかで心地よく、「今日も1日がんんばろう」と思わせてくれます。多伎こども園は、長く勤めておられる方ばかりで、保育をしている中でも、かかわり方や声かけなど、学ばせていただくことばかりです。